世界のトップレベルと言われる日本のAI技術。最新のAI技術を持ったロボットをオフィスに取り入れる企業は年々増え続けています。今回はオフィスを画期的に変えられる、最新のAI技術についてご紹介します。

オフィスにAI技術を取り入れるには

人間とロボットが一緒に働くオフィスは年々増え続け、近い未来にはロボットがオフィスにいるのが当たり前の時代になると考えられています。オフィスで等身大のロボットが一緒に働く姿は、まるでアニメの世界のようです。しかし、ロボット工学やAI開発の発展により、もう実現できる程の技術があります。オフィスに最新のAI技術を取り入れると、具体的にどのように変わるのかを解説します。

・アシスタントとして

最新のAI技術を取り入れたサポートAIには、新着メール通知やカレンダースケジュール通知、アラート機能があり、前もって登録しておいたタイミングで知らせてくれます。さらに、資料の読み上げ機能や議事録作成、議事進行サポート機能もあるので、会議中にも優秀なビジネスアシスタントとして働いてくれます。

・プレゼンテーターとして

パワーポイントに記述した内容を、ロボットがプレゼンする事も可能です。こうしたロボットは、店頭でのデモンストレーションや商品の説明会等での活躍が期待できます。

・お客様へのアンケート収集

店頭や展示会の会場で、お客様へのアンケートのお願いも、ロボットに担当してもらいましょう。アンケート結果を即座に集計してデータベース化できるので、アンケートの集計に時間を割く必要がありません。

・オフィスの受付として

ビジネスサポートに対応しているロボットは様々な機能を持っています。中でも受付担当としてロボットを活用している企業は多いようです。受付としての機能は、お客様をセンサーで感知して自動で歓迎メッセージをアナウンスしたり、あらかじめ設定した案内メッセージを流したりできます。お客様に対して質問を投げかけられるロボットもいます。
さらに、顔認証システムを組み込んだロボットなら、セキュリティ向上や防犯対策の面でも活躍してくれるでしょう。

最新のAI技術を意識したオフィスレイアウト

オフィスのデザインやレイアウトを考える時にも、AI技術が関係してきます。例えば、自動で定位置に戻れる椅子が開発されましたが、これにもAI技術が組み込まれています。会議の度に人数分の椅子を準備していたのが、コンピューターで椅子の数を打ち込むだけで会議室の中を椅子が自律的に定位置まで移動します。他にも、ロボットに内線電話の機能を付与すれば、受付から社員を呼び出すことも可能です。AI技術を取り入れる場合、オフィスデザインやオフィスレイアウトもそれに合わせて考えると良いでしょう。

まとめ

AI技術は日々進化して、オフィスに必要な存在となっています。
自宅に居ながらコンピューターを操作し、自分の分身ロボットが出社する、なんて技術も実現しています。今まで人間が費用や時間をかけてこなしてきた作業を、ロボットに任せられれば、オフィスでの働き方は画期的に変わるでしょう。あらゆる企業がオフィスでAI技術を取り入れ、ロボットと共に仕事をするのが当たり前になる時代は、そう遠くない未来のはずです。