ブラインドはオフィスに欠かせないモノの一つです。なぜなら、ブラインドを設置することで、オフィスをより良い環境にすることができるからです。

でも、みなさんの中には、そもそもブラインドにはどんな役割や種類があるのか、よくわからない方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、オフィスにおけるブラインドの役割から、その種類、取りつけ方法までご紹介したいと思います。

ブラインドの役割とは

オフィスにおけるブラインドの役割には、大きくわけて3つあります。それは「光の調節」「プライバシー対策」「省エネ」です。以下でご説明していきます。

・光の調節
ブラインドの役割の中でも一般的なのが「光の調節」ではないでしょうか。たとえば、昼間は光を取り入れ部屋全体を明るくしたり、夕方は眩しい西日を防いだりする時に使うことが多いと思います。その時々の状況に合わせて光をコントロールできるのがブラインドの魅力ですね。

・プライバシー対策
オフィスのプライバシーを守ることができるのも、ブラインドの役割として知られています。スラットを調整することで、正面からの視線はもちろん、上下の視線も防ぐことができますので、たとえば、隣に高いビルがあったとしても、オフィス内を見られる心配はなくなります。

・省エネ効果
実は、ブラインドには省エネ効果を期待することもできます。たとえば、夏場は強い光を遮断し冷房効果を高め、冬場は暖かい空気を外に逃がさず暖房効果を保つことが可能です。手軽に省エネ対策に取り組みたい会社にはピッタリです。

ブラインドにはどんな種類がある?

オフィスにおけるブラインドの役割を認識したところで、次はブラインドの種類を見ていきましょう。なお、一言に「種類」と言ってもさまざまですので、ここでは「材質の種類」についてご紹介したいと思います。

さきほどの「ブラインドの役割とは」と同じように、ブラインドの材質にも大きくわけて3つの種類があります。

まず一つ目が「アルミ製」です。アルミ製の特徴は、とても軽く価格も安いところにあります。そのため、ブラインドの材質として、もっとも普及しているものになります。ただ、静電気が発生しやすいために埃がたまりやすいというデメリットがあります。

2つ目にご紹介するのは「木製」です。木製の特徴は、インテリア性が高く、オフィス空間に高級感を与えてくれるところにあります。また、色のバリエーションも豊富にあるため、それぞれの空間に合わせたデザインを選択することも可能です。ただ、アルミ製に比べると、若干価格が高い傾向にあります。

そして3つ目は「ファブリック製(布製)」です。ファブリック製の特徴は、スラットが布で出来ていますので、アルミ製のように冷たくなく、水洗いもできるところにあります。オフィスを独特な空間にしてくれるため、少数派ですが人気のある材質になります。

ブラインドの材質には、主に以上のような種類があります。会社の予算やオフィスに導入する目的を考慮しながら、会社に合った材質を選ぶようにしましょう。

オフィスにブラインドを取りつける方法とは

では、実際にブラインドを取りつける際には、一体どんな方法があるのでしょうか。一般的には、ブラインドを取りつける方法は2つあります。それは「正面付け」と「天井付け」です。それぞれの特徴を見ていきましょう。

・正面付け
まずは「正面付け」です。正面付けは、窓枠の外にブラインドを設置する方法です。窓枠を完全に覆うことになりますので、光漏れを防ぐことができるというメリットがあります。また、プライバシー対策の効果をより期待することもできます。ただ、窓枠の外にブラインドがあるため、圧迫感を与えたり、オフィス家具を壁につけたりすることが難しい傾向にあります。

・天井付け
次は「天井付け」です。天井付けは、窓枠の内側にブラインドを設置する方法です。窓枠から前に出てくることはないので、窓周辺がスッキリ見えたり、オフィス家具を壁につけたりすることも可能になります。ただ、ブラインドと窓枠の間に隙間ができやすいので、正面付けに比べると、光漏れやプライバシー対策の効果が低くなるという特徴があります。

まとめ

ここまでで見てきたように、ブラインドには「光の調節」や「プライバシー対策」、「省エネ効果」といった効果を期待することができます。そのため、今よりも居心地のいいオフィスを目指しているのなら、ぜひ取り入れておきたいアイテムと言えます。

なお、ブラインドの材質や取りつけ方法などは専門の業者に相談することで、会社の予算や目的、雰囲気にピッタリなものをオススメしてもらえます。ブラインドのことでお困りの方は、一度利用してみるのもいいかもしれませんよ。