オフィスで働く上で欠かせないのが「オフィスチェア」ですよね。長く使うものですし、できることなら腰痛や肩コリなどの予防もできるものを選びたいですよね。でも、一方で「オフィスチェアは、何を見て選べばいいのかよくわからない」という悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、オフィスチェアを選ぶ際のポイントから、その種類、おすすめのオフィスチェアまでご紹介したいと思います。

オフィスチェアを選ぶ際のポイント

まずはオフィスチェアを選ぶ際のポイントをご紹介していきますね。オフィスチェアを導入するにあたってポイントとなるのは「PC作業が少ない職種か」「PC作業が多い職種か」を考えることです。

たとえば、外回りが多かったり、軽作業が多かったりする職種の場合、PC作業は少なくなります。そのため、PC作業に役立つひじ掛けやロッキング機能がついたオフィスチェアを選ぶ必要性はあまり高くないですよね。むしろ、このような職種は短時間で移動する傾向にありますので、ひじ掛けなどがあると、かえって邪魔になるかもしれません。

一方、1日中PCに向かって作業を行う職種を考えてみてください。このような仕事をする人たちは、座っている時間が長くなるため、腰痛や肩コリなどに悩まされるケースが多くなる傾向にあります。そのため、ひじ掛けやロッキング機能などをつけ、少しでも負担を軽減するようにした方がいいと言えるでしょう。

なお、座っている時に特定の部位に体重をかけすぎると、痺れたり痛んだりしますよね。そのような負担を軽減するために「体圧分散」という方法がなされているオフィスチェアもあります。オフィスチェアを選ぶ際は、これが取り入れられているかどうか注目してみるのもポイントになります。

オフィスチェアにはどんな種類があるの?

オフィスチェアを選ぶ際のポイントを認識したところで、次に気になるのは「オフィスチェアにはどんな種類があるの?」ということではないでしょうか。実際、オフィスチェアにはカタチや機能など、さまざまなものがありますよね。そこで、ここでは、オフィスチェアの種類についてまとめたいと思います。

・オフィスチェアの種類
主に「事務用チェア」「ミーティング用チェア」「高機能チェア」「エグゼクティブチェア」の4つがあります。この中でも事務用チェアは一般的で、よく知られたオフィスチェアではないでしょうか。また、事務用チェアと同様に広く普及しているのがミーティング用チェアで、これは社内外のミーティングの際によく使用されている、どちらかというと機能が少ない、簡易なチェアです。そして、高機能チェアは体の負担を緩和する目的でつくられており、エグゼクティブチェアは機能性に加え、外観にも気を配ったつくりになっています。

・素材
「布張り」「ビニール」「メッシュ」「革張り」の4つが主に利用されています。オフィスチェアでは、特に布張りが多く用いられています。また、ビニールは清潔感を保ちやすいという特徴から清潔感を重視する会議室などに用いられる傾向にあります。メッシュは通気性に優れているという特徴があります。革張りは見た目に重厚感があり、価格も高い傾向にあり、まさにエグゼクティブという感じですね。

・背もたれの高さ
「ローバック」「ハイバック」「ヘッドレスト付き」の3つがあります。オフィスチェアとして定番なのはローバックです。ハイバックはローバックに比べ座り心地がよく、ヘッドレスト付きは、背もたれの上にヘッドレストが付いており、仮眠を取る場合に便利です。

他にも、脚やキャスター、アームレスト、ロッキング機能などただ「座る」というだけではない、機能付のオフィスチェアの機能があります。

おすすめのオフィスチェアをご紹介

さきほど、オフィスチェアの種類についてご説明しましたが、オフィスチェアには、さまざまなものがあります。そのため、選ぶ際のポイントを認識していないと、どれを選んでいいか悩んでしまいますよね。そこで、ここではおすすめのオフィスチェアを決めるポイントをご紹介していきたいと思います。

まず耐久性に優れたものというのは非常に重要です。さらに、体重に応じてロッキングができる、自動で心地よい姿勢になるという機能まであれば、オフィスワークが多い人が悩みがちな、腰痛でも使いやすいオフィスチェアを選ぶことができます。

また、オフィスの雰囲気を大事にするなら、カラーバリエーションも気を配りたいところです。黒一色のオフィスチェアばかり並んでいると、やはりどうしてもオフィスの雰囲気も落ち着いてしまいがちです。

クリエイティブな仕事をしているのなら、オフィスチェアの色にもこだわってオフィスチェアを選んでみるのもいいかもしれません。

まとめ

オフィスチェアは、一度導入すると比較的長く使用されていくものです。そのため、種類を選ぶ際は慎重に行ない、失敗だけはしないように気をつけましょうね。

なお、どのオフィスチェアがいいか迷った場合は、弊社のようなオフィス用具に関する専門知識がある会社に一度相談してみるのもいいかもしれません。きっと、要望に合ったオフィスチェアを紹介してくれますよ。