オフィスをより過ごしやすい環境にするために、さまざまな工夫を行なっている経営者の方は多いでしょう。その取り組みの1つとして、「緑」の植物をオフィスに導入してみてはいかがですか?

今回は、緑がオフィスにもたらすメリットについてご紹介していきますので、社員にとって居心地の良いオフィス環境をつくりたい方は、ぜひご覧ください。

緑の植物にはさまざまな効果が!

緑の植物と聞くと、「環境に良いもの……」というイメージをお持ちになる方が多いと思います。しかし最近では、それ以外にも以下のような、人に好影響を与える効果があることでも知られています。

・心理的に癒される
・眼の疲労を緩和する
・空気を浄化し快適な空間をつくる

こうした効果によって、今では多くの会社が緑の植物をオフィスに導入し始めています。その中には、単純に緑の植物を置くだけでなく、壁紙を緑にするなど、工夫を加えたオフィスにしている会社もあります。

緑の植物はオフィスにこんなメリットをもたらす!

では、さきほどお話しした緑の植物が持つ3つの効果は、オフィスにどのようなメリットをもたらすのでしょうか。

・仕事の生産性アップを目指せる

緑の植物によって心理的に癒されると、緊張状態がほぐれたり、ストレスが軽減したりすると言われます。緊張状態やストレスがケアされることは、社員の集中力を阻む要因が減ることでもありますので、結果的に仕事への集中力が増し、生産性を高めることになります。

・健康経営の促進につながる

もし、みなさんの会社が健康経営に取り組んでいるとしたら、緑の植物はピッタリです。最近では、PC作業など眼を酷使する機会が増えてきていますよね。そして、それによって眼精疲労になり、頭痛やめまいなどの症状を引き起こす社員をよく目にするようにもなってきました。緑の植物が持つ眼の疲労を緩和する効果は、そうした眼にまつわる症状を改善したり、健康状態を良好にしたりすることにつながります。

・快適な空間でコミュニケーションアップ

社員同士のコミュニケーションを活発にしたいという場合にも、緑の植物は役立ちます。緑の植物によって、空気が浄化された快適な空間がオフィスにあると居心地も良いため、自然と社員が集まる場所になります。すると、社員同士のコミュニケーションが活発になり、アイデアを創造したり、チームワークが向上したりするメリットを得ることができます。

緑の植物をオフィスに設置する時のポイント

みなさんの中には、すでに緑の植物をオフィスに導入しようと考えている方もいることでしょう。その場合は、ぜひここでご紹介するポイントを踏まえながら緑の植物を設置してみてください。

ポイント1:どこに設置するかを決める

まずお話ししたいポイントは、どこに緑の植物を置くかを決めることです。たとえば、「オフィスのちょっとしたスペースに……」、「社員のデスクの上に……」、「打ち合わせスペースの空いているところに……」などのように置く場所を決めておくことで、どれくらいの大きさでどんな種類の植物を置くかを選びやすくなります。

ポイント2:購入かレンタルかを選ぶ

置く場所が決まったら、次は植物を購入するか、もしくはレンタルするかを選択します。購入とレンタルには、それぞれメリットとデメリットがありますので、その点をしっかり認識した上で選ぶようにすることをオススメします。

軽く触れておくと、購入のメリットは「運用費がかからない」、「好きなように育てることができる」などがあり、デメリットは「枯れた時の処理に手間がかかる」、「手入れが大変」などがあります。

一方、レンタルのメリットには、「手入れの必要がない」、「枯れたら交換することができる」などが挙げられ、デメリットには「運用費がかかる」、「自分好みに育てることができない」などが挙げられます。

ポイント3:植物を選ぶ基準を決める

植物を選ぶ際は、費用なのか、種類なのか、といった植物の選び方の基準を決めておくことがオススメです。そうすることによって、設置する植物を絞ることができ、選びやすくなります。

上記のポイントを押さえておけば、オフィスに緑を取り入れる際もスムーズに行なうことができるでしょう。

まとめ

今回の記事で、緑の植物がオフィスにさまざまなメリットを与えることが分かったと思います。社員が「心地良いなぁ……」と思えるオフィスをつくっていきたい方は、ぜひここでお話ししてきたことを参考にしながら、緑の植物の導入を進めていってみてください。