情報の紛失や漏洩は、会社のイメージや信頼を低下させます。そのため、取引先の情報や社内の機密文書は、しっかりと守る必要があります。その手段の1つとしてオススメなのが、防犯カメラです。

「オフィスに防犯カメラ?!」と思う方もいるかもしれませんが、実は防犯カメラを設置することは、会社の大事な資産を守る上で重要です。今回の記事では、その効果や影響についてご紹介していきます。

防犯カメラを設置することの効果とは?

さっそく、防犯カメラにどのような効果があるのか見ていきましょう。防犯カメラは、オフィスに以下のような効果をもたらします。

・侵入者を早期に発見できる
・侵入者の特定に役立つ
・情報漏洩の原因を究明できる
・社内の不正を抑止できる

主に、外部からの侵入や内部の不正によって、情報が漏れてしまうリスクを抑えられる効果が挙げられます。

また、最近では、以下のような効果も注目を集めています。

・業務のムダを改善できる
・製品の品質を管理できる

これは、特に社員のミスによって情報が漏洩した時や、工場などで製品の品質に問題が起きた時に有効に働きます。

防犯カメラをオフィスに設置することでどんな影響がある?

防犯カメラはオフィスに大きな効果をもたらしてくれますが、その一方で会社に影響も与えます。それは、「社員に大きなストレスを与えること」です。

会社側としては、防犯が目的で防犯カメラを設置しているとはいえ、やはり、常に監視されている状態は、社員に心的な負担を与えます。

その結果、ストレスが溜まり、社員が健康を害してしまったり、業務の生産性が低下してしまったりする可能性があります。

そのため、防犯カメラの設置を検討する時は、こうしたマイナスの影響も考えるようにしましょう。オススメは、事前に社員に事情を説明し、理解してもらった上で、防犯カメラを設置することです。

防犯強化につながる!オフィスでオススメの設置場所について

実際にオフィスで防犯カメラを導入する時は、人の出入りが多い場所に設置することをオススメします。

代表的な設置場所としては、「オフィスビルの玄関」や「エントランスホール」があります。また、取引先情報や個人情報などが保管されている部屋などに、防犯カメラを設置することも、防犯効果を高める上で必要でしょう。

ただ、気をつけておきたいのは、社員のプライバシーを侵す可能性のある部屋やスペースに、防犯カメラを設置してしまうことです。

特に、トイレやリフレッシュルームなど、社員のプライベートな空間や休憩用のスペースは、社員のプライバシー侵害につながるリスクがあります。防犯カメラの設置を検討している方は、このような注意点があることも覚えておくようにしましょう。

オフィスに防犯カメラを設置することの必要性

オフィスに防犯カメラを設置することは、会社に大きなメリットをもたらします。それは、実際に設置することで得られる効果からもわかると思います。

たしかに、防犯カメラの設置には、社員にストレスを与えるリスクもあります。しかし、設置場所に配慮したり、事前にしっかりと事情を説明したりすれば、社員が感じるストレスも少なく済みます。

また、最近では個人情報が流出してしまう話題も多く、もしそれが起きてしまった場合、会社はその原因を究明しなければなりません。この点を鑑みても、オフィスに防犯カメラを設置することの必要性は高いと言えます。

まとめ

今回は、オフィスに防犯カメラを設置することで、どのような効果や影響があるのかについてご紹介してきました。会社の資産を守る上で、防犯カメラを設置する重要性は高いでしょう。オフィスの防犯力を高めたい方は、積極的に防犯カメラの導入を検討してみてはいかがでしょうか?