オフィスにウォーターサーバーを導入する際に悩むのが「ウォーターサーバーの選び方」ではないでしょうか。せっかくオフィスに取り入れるのなら、ちゃんと会社のメリットにつながるウォーターサーバーを選びたいですよね。

そこで今回の記事では、ウォーターサーバーを選ぶ時に“大切なこと”となるポイントをご紹介するとともに、導入したことで得られる意外なメリットと、導入後の効果についても触れていきたいと思います。

ウォーターサーバーを選ぶ時に大切なこと

あなたはウォーターサーバーを選ぶ時に、外見だけで判断しようとしていませんか?実は、見た目以外にも、ウォーターサーバーを選ぶ時には、いくつかポイントがあります。その中でも特に重要となるのが以下の3つです。

・水の価格
・水の量
・ボトル交換のしやすさ

一つずつご説明していきます。

ポイント1:水の価格
ウォーターサーバーを導入する際、水の価格は気になるところです。たとえば、1人の社員が1日1リットル飲むとしましょう。そうすると、月で22~25リットルの水が必要になります。また、この場合、もし100人規模の会社だったら、合計で月2200~2500リットルもの水が必要になってしまいます。量が多ければ、当然コストも増えていきますので、なるべく価格の安いウォーターサーバーを選ぶことが重要になります。

ポイント2:ボトルに入っている水の容量
ウォーターサーバーを選ぶ時には、ボトルに入っている水の容量も意識する必要があります。なぜなら、水の量が少ない上にウォーターサーバーの利用者が多いと、水がスグになくなってしまうからです。そうすると、ボトルの交換も頻繁になり、コストも増えていってしまいます。このようなリスクを避けるために、あらかじめ水の容量が多いウォーターサーバーを選ぶのがポイントになります。

ポイント3:ボトルの交換のしやすさ
ウォーターサーバーを選ぶ時には、ボトルをシンプルに交換できるタイプを選ぶことも重要です。その理由は、本体の上にボトルがついているタイプだと、交換する時に持ち上げるのが大変になるからです。特にボトル交換は、そこで働く社員の役目になることが多いと思いますので、たとえば、本体下部にボトルを設置するといった、交換をしやすいタイプを選ぶようにしましょう。

ウォーターサーバーを選ぶ時には、デザイン性に加え、上記のポイントを踏まえて総合的に判断することが大切になります。ぜひ、参考にしてくださいね。

ウォーターサーバーを導入するとこんなメリットも!

オフィスにウォーターサーバーを導入するメリットとして一般的なのは、社員の健康面のケアであったり、来客時にスグに水やお茶を提供できたりするところです。しかし、会社の中には以下の目的でウォーターサーバーを取り入れているところもあります。それは「時間の効率化」と「災害時の備蓄用」です。

たとえば、ウォーターサーバーを導入していないと、社員はコンビニや自動販売機に飲み物を買いに行きますよね?この場合、空いたペットボトルや缶なども増え、ゴミ箱の袋を変えなければならないこともあるでしょう。しかし、ウォーターサーバーを設置すると、こうした時間を短縮することができ、業務の効率化を実現することも可能になります。

また、災害が起きた時に問題となるのが飲料水不足ですが、そんな時に備蓄水としてウォーターサーバーがあると、このような非常事態にも対処することができます。さらに、もし社員が家に帰れなくなり会社に泊まることになっても、社員分の飲料水については心配する必要がないというメリットにもつながります。

実際のところウォーターサーバーの効果ってどうなの?

では、実際にウォーターサーバーを導入したことで、ご紹介してきたような効果は出ているのでしょうか。ここでは、例を2つご紹介します。

まずは、ある機械メーカーの例です。この会社がウォーターサーバーを導入するきっかけとなったのは“会社からコンビニの距離が遠かった”ということです。そこでウォーターサーバーを導入してみたところ、実際に社員の離席時間が減少し、作業効率も上昇したという結果になりました。

また、ある証券コンサルタントでは、災害などの非常時を考えてウォーターサーバーを導入しました。すると、社内で見られた災害時の飲料水不足についての不安がなくなり、さらには、社員が日常的にウォーターサーバーを利用するようにもなり、特に来客時にスグにお湯が出るのでとても便利と社内満足度が上昇するという結果になりました。

まとめ

いかがでしたか?ウォーターサーバーをオフィスに導入することは、社員はもちろんのこと、会社にも大きなメリットをもたらします。もし、あなたの会社でもウォーターサーバーの導入を検討しているのなら、ぜひ、ここでご紹介した“選び方のポイント”を参考にして取り入れてみてくださいね。