オフィスの中で気軽にコーヒーを楽しめるオフィスコーヒー。今では、多くの会社が導入を進めています。今回は、そんなオフィスコーヒーの効果と、会社に取り入れることのデメリットについてご紹介していきます。オフィスコーヒーの導入を検討している方は、ぜひチェックしておきましょう。

オフィスコーヒーのイメージ

オフィスコーヒーの効果

まずは、オフィスコーヒーの効果について見てみましょう。

1.気持ちのリフレッシュ

オフィスコーヒーは、仕事中の社員が気分転換するときにとても役立ちます。実はコーヒーの香りには、脳にアルファ波を起こさせる作用があり、これによってリラックス効果を得られると言われています。特にオフィスコーヒーでは、飲む直前にコーヒーを焙煎します。そのため、新鮮な香りを楽しめ、よりリラックス効果を得ることにつながるのです。

2.集中力の向上

これは非常に有名ですが、コーヒーにはカフェインが含まれています。このカフェインには、脳を覚醒させる作用があり、疲労や眠気を覚ましてくれます。そのため、社員が仕事中にコーヒーを飲むと、集中力が増し仕事も捗りやすくなります。

3.コミュニケーションの活性化

オフィスコーヒーがあると、そこを中心に社員同士のコミュニケーションが生まれやすくなります。普段あまり話すことがない社員同士で会話することもあるでしょう。このように、社員間のコミュニケーションが活発になることは、社内の雰囲気が良くなることはもちろん、新しいアイデアが生まれるきっかけにもなります。

オフィスコーヒーをオフィスに導入することのデメリットとは

続いてオフィスコーヒーを導入することのデメリットについて見ていきましょう。

1.ドリップマシンの導入費用がかかる

オフィスコーヒーを導入することのデメリットとしてまず挙げられるのは「ドリップマシンの導入費用がかかること」です。ドリップマシンを用意するためには、購入orレンタルを選ばなければなりません。この2つの違いとしては、主に以下が挙げられます。

・購入
メリット:一度ドリップマシンを用意してしまえば固定費などがかからない
デメリット:ドリップマシンで使用する豆やカプセルを定期的に購入する必要がある

・レンタル
メリット:業者やプランによっては豆やカプセルを補充してくれる。
デメリット:月額の固定費がかかる

いずれにせよ導入のための費用がかかることに変わりはありませんので、このような部分があることを踏まえた上でオフィスコーヒーを取り入れるかどうかを決めるようにしましょう。

2.コーヒーの香りがオフィスいっぱいに広がる可能性がある

次に挙げられるデメリットとしては、「コーヒーの香りがオフィスいっぱいに広がる可能性があること」です。オフィスにドリップマシンがあることをはじめ、社員の多くがコーヒーを飲むようになると、自然とコーヒーの香りがオフィスに広がるようになります。

これは、小規模なオフィスであればあるほどよく現れるでしょう。すると、もしコーヒーが苦手な社員がいたときに、その香りによって集中力が続かず、仕事の生産性が落ちてしまうかもしれません。また、来客があったときにもコーヒーの香りが充満していることによって商談に集中しにくくなる可能性もあります。

このようなことにならないためにも、オフィスコーヒーを導入する際は、匂い対策にも取り組んでいくことをオススメします。

まとめ

オフィスのデザインに力を入れている会社では、オフィスコーヒーに加えて、コーヒー豆やカプセルの種類を豊富に揃えたり、おいしいお菓子を用意したりと、さまざまな工夫を凝らしています。また、その中にはバリスタを常駐させている会社もあります。あなたの会社でもオフィスコーヒーに加えて、こうした何かしらの工夫をしてみてはいかがでしょうか?