忙しいビジネスパーソンの味方「コンビニ」。手軽に昼食を済ませたい方にとっては、とてもありがたい存在ではないでしょうか。その一方で、なかには「コンビニに行くためとはいえ、わざわざ会社を出るのが面倒くさい…」「お昼時はレジが混んでいて時間を無駄にしてしまう…」といった悩みを抱えている方もいるでしょう。オフィスコンビニは、そんなときに便利なサービスです。今回はオフィスコンビニのメリットと導入の際の注意点をご紹介します。

オフィスコンビニ

オフィスコンビニとは?

オフィスコンビニとは、コンビニと同じ商品をオフィスで購入できるサービスのことを言います。その特徴は、24時間いつでも商品を購入できるところにあります。オフィスコンビニは設置型サービスのため、導入するとオフィスに専用の什器が設置されます。これにより、社員は好きなときに商品を購入できるようになるのです。

また、什器の設置にコストがかからず、商品の補充も専用のスタッフが担当してくれます。そのため、会社に負担がかかることはなく、福利厚生として高い人気を誇っています。最近ではオフィスコンビニを導入している会社も増えてきています。

オフィスコンビニを導入するメリット

✓時間を有効活用できる

オフィスコンビニ最大のメリットと言えるのが、「社員が時間を有効活用できる」ということです。冒頭でも触れましたが、ビジネスパーソンのなかには、お昼タイムにわざわざコンビニに行くことが億劫な方もいるはずです。

また、あまりの忙しさにコンビニに行く時間がもったいないと思っている方も少なくないでしょう。特に大規模なビルオフィスだと、エレベーターの待ち時間もあるので、なおのこと時間がかかってしまいます。

オフィスコンビニを設置すれば、こうした問題を解消でき、社員が時間を有効に活用できるようになります。

✓コミュニケーションのきっかけをつくれる

オフィスコンビニでは商品を購入する際、専用の什器の前に行く必要があります。そこがコミュニケーションスポットとなり、社員同士がコミュニケーションを取るきっかけとなります。社員同士のコミュニケーションをより活性化するために、どこに什器を設置するのか事前に検討しておくと良いでしょう。

✓災害時の備蓄食料になる

基本的にオフィスコンビニには食べ物や飲み物が常備されています。もし、大規模な災害が起きてしばらくの間オフィスで過ごすことになった場合、それが非常食となります。こうした災害時の備蓄食料になるところもオフィスコンビニの魅力と言えるでしょう。

ほかにも、「社員の食事をサポートができる」「料金が通常のコンビニより安い」といった部分もオフィスコンビニのメリットです。

オフィスコンビニを導入する際の注意点

✓設置場所に気をつける

社員がよく通るところにオフィスコンビニを置いたりすると邪魔になってしまう可能性があります。また、什器の種類がセルフで商品を手に取れるタイプだと、購入代金の未入金が発生することも。オフィスコンビニの設置場所は特に慎重に選ぶようにしましょう。

✓セキュリティに懸念がある

オフィスコンビニでは商品の補充などは業者が行なってくれます。便利な反面、業者は定期的にオフィスに入ることになるので、セキュリティの面で不安を感じるかもしれません。導入する際は、業者をどこまで入出させるのかなど、あらかじめセキュリティ対策を考えておくことをオススメします。

✓利用条件がある

オフィスコンビニには最低利用人数や最低利用期間といった条件が設定されています。そのため、現在の組織の状況によっては利用できない可能性があります。ですが、接客業などの場合は、店舗に訪れるお客様も人数にカウントされるため、利用できるケースも多いです。利用できるかどうか、まずは一度相談してみましょう。

まとめ

今回はオフィスコンビニのメリットや導入の際の注意点をご紹介しました。オフィスコンビニは、社員だけでなく会社にも多くのメリットをもたらします。ぜひ、会社の福利厚生の1つとして導入することを検討してみてはいかがでしょうか。