会社には毎日多くの人が出入りし、ミーティングを行なったり、コミュニケーションを取ったりしています。そのなかでミーティングの内容が外部に漏れるのではないか、話し声が業務の妨げになっているのではないか、と不安に思っている経営者の方は多いのではないでしょうか。

そんな心配を解消できるのが「サウンドマスキングシステム」です。今回の記事では、「サウンドマスキングシステムとは?」というところから、そのメリットまで解説していきたいと思います。

サウンドマスキングシステムのメリット

サウンドマスキングシステムとは?

サウンドマスキングシステムは、背景音を流すことで隣室に声が漏れたり、遠くから聞こえてくる雑音を防いだりしてくれるシステムのことです。オフィス内のセキュリティ向上と社員の生産性を保つことを目的に開発されました。

基本的に会議室など、ミーティングが行なわれる場所は間仕切りによって仕切られています。しかし、それだけではセキュリティの面で不安がありました。材料によりますが、間仕切りを設置するだけでは音漏れが発生することもあるからです。

また、オフィスでは社員の話し声が頻繁に飛び交います。特にオープンな空間であればあるほど、遠くのほうまで話し声が届いてしまうことも少なくありません。働いている社員からすると、そのような環境では集中力を保てませんよね。

サウンドマスキングシステムは、こうしたときに効果を発揮してくれるシステムなのです。その有用性から、最近では多くの会社が導入を推し進めています。

サウンドマスキングシステムのメリットとは?

サウンドマスキングシステムには、セキュリティの向上や社員の生産性を保ってくれるところにメリットがあります。これはサウンドマスキングシステムならではの特徴とも言えます。ただ、このシステムには、ほかにもこのようなメリットがあります。

・1日~2日ほどで設置できる
・オフィスデザインを損なわずに導入できる

1つずつ説明していきます。

・1日~2日ほどで設置できる

サウンドマスキングシステムはそれほど設置に時間がかからないシステムです。だいたい1日~2日で設置できることが多いので、会社の定休日を利用して工事を行なうことができます。営業日に工事を行なうと、会議室の使用に制限をかけたりしなければなりません。それをしなくても導入できるというところは大きなメリットと言えます。ただ、建物の構造によっては2日以上かかることもあります。

・オフィスデザインを損なわずに導入できる

こうしたシステムを導入するときには、オフィスのデザイン(レイアウトなど)を変更しなければならないことが多いです。しかし、サウンドマスキングシステムの場合、わざわざオフィスデザインを変えなくても設置することができます。もちろん、導入とあわせてオフィスの空間を変えることも可能ですが、まずは音の部分だけ対処したい、という場合でも対応できる柔軟性があります。

サウンドマスキングシステムの効果を出すためには…

サウンドマスキングシステムの効果は、単純に導入するだけでは期待できません。望ましい成果を出すためには、スピーカーの配置場所とBGMに気を配らなければなりません。

スピーカーは、どの位置にいても両耳に音が届くところに配置するのがコツです。また、BGMは人が心地よいと感じられるものにしましょう。

配置場所によっては、まったく音が届かず導入した意味を感じられません。BGMも流す音楽を考慮しなければ、逆に社員の集中力を妨げることになります。サウンドマスキングシステムを導入する際は、ぜひこの2つのポイントに注意しておくようにしましょう。

まとめ

サウンドマスキングシステムの導入は、会社に多大なメリットをもたらします。しかし、導入方法によっては期待していた効果につながらない場合もあります。今回の記事では、導入のコツについても軽くご紹介しましたので、しっかり覚えておくことをオススメします。