最近では、リフレッシュスペースやリフレッシュルームを設けている会社がたくさんあります。
オフィスで働く従業員にとっても、忙しい仕事の合間にほっと一息つけるリフレッシュスペースは大切な憩いの場になっているでしょう。そんなリフレッシュスペースに力を入れている会社が増え、オシャレなカフェのようなスペースにするなど、さまざまな工夫がなされています。しかし、本当に役に立つリフレッシュスペースとはどのようなものなのでしょうか。

リフレッシュスペースに期待できる効果

一日中パソコンに向かい仕事をしていると、頭痛、肩こりなどの症状が出てしまいます。
そんな疲れをリフレッシュするために、オフィスに専用スペースを作る会社が増えています。リフレッシュスペースにマッサージチェアを設置したり、ストレッチできるスペースを確保したりすると健康効果が期待できます。さらに、普段仕事中にはあまり話す機会がない従業員同士がコミュニケーションを取る場にも最適です

生産性向上に役立つリフレッシュスペースの作り方

オフィスのデザインやレイアウトを考える際に、従業員にとって本当に役に立つリフレッシュスペースを作りたいですよね。リフレッシュスペースを考える時のポイントを見てみましょう。

・リラックスできる椅子

せっかくリフレッシュのために利用する場所なので、普段の仕事中に使っているオフィスチェアとは異なる、ゆったりとしたソファやマッサージチェアなどがあれば従業員に喜ばれるでしょう。

・できるだけ広いスペース

広いスペースの方が、たくさんの従業員が集まった時にもリフレッシュしやすい場所になります。スペース確保が難しいなら、窓から良い景色が見える場所に設置したり、観葉植物を置いたりするなど、狭くてもリラックスできる癒しの空間を作る工夫をしましょう。

活用されないリフレッシュスペースの例

従業員の息抜きのためにと設置したリフレッシュスペースが、全く活用されていないという会社も少なくありません。
広いオフィスの場合、自分のデスクからリフレッシュスペースまでが遠い、という原因が考えられます。自社ビルなど大規模なオフィスを持つ会社の場合、リフレッシュスペースを各フロアに設置するなど、利用しやすさを意識した対応が必要でしょう。
また、リフレッシュスペースの設備に魅力を感じない、という意見も多くみられます。確かに、狭い部屋に椅子だけ設置してある殺風景なリフレッシュスペースでは、かえってリラックスできないのかもしれません。せっかくリフレッシュスペースを作るなら、従業員全員が利用したくなる工夫が必要になってきます。

まとめ

オフィスに求める条件として、リフレッシュスペースの快適さを挙げる方は非常に多く存在します。リフレッシュスペースには、従業員に快適に利用して欲しい、という配慮と思いやりが込められた設計が必要です。決して豪華にする必要はありませんが、従業員のコンディションを思う気持ちは従業員に必ず伝わります。快適な職場環境を実現するためにも、従業員がリフレッシュスペースに何を望んでいるのか、アンケートを取ってみるのもおすすめです。